文
科 省プロジェクト文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム

九州大学の研究成果を技術コアとした
有機光デバイスシステムバレーの創成 (平成28年11月採択)
九州大学における基礎研究、i³-operaにおける実用化開発、スタートアップによる事業化展開まで、有機光デバイスの基礎から出口ビジネスまでを福岡地域に集積させます。同時に有機光デバイスシステムに従事する人材の高度化と集積を図ります。
研究開発と事業化
プロジェクトのスキーム
事業化プロジェクト
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プロジェクト 1
高効率・高耐久TADF-OLED
(九州大学 OPERA)TADF(熱活性化遅延蛍光)材料とデバイスの高効率・高耐久化の研究成果を地域ベンチャーKyulux社へ技術移転し、ディスプレイ市場での実用化を目指します。
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プロジェクト 2
デバイス製作プロセス
(i³-opera)パネルメーカーと製造装置メーカーのデマンドに応えるべく、高耐久化と生産スループット改善を両立する超高速蒸着源を開発し、OLED市場拡大に貢献します。
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プロジェクト 3
評価ソリューション
(i³-opera)有機光エレクトロニクス市場要望に沿った評価技術とプラットフォームを拡充し、持続的で付加価値の高いソリューションビジネスを地域で展開します。
基盤構築プロジェクト
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福岡地域に持続可能な
エコシステムを構築地域の既存エコシステムとも連携し、有機光エレクトロニクスに携わる人材のエコシステムを構築します。 国内外の企業・研究機関との情報交換ができる研究会や、研究推進のための国際会議を開催しています。
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次世代プロジェクト
大気安定低仕事関数電極
(九州大学 OPERA)陰極は酸化に弱いという常識を覆す、低仕事関数かつ大気安定な電極材の研究成果を応用し、エレクトロニクス産業での実用化を検討します。
事業プロデュース
チーム
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九州大学発の技術シーズと、福岡県主導の実用化研究を事業化へ発展させることが私たちのミッションです。半導体エレクトロニクス産業を育んできた地域基盤を活用し、有機光エレクトロニクス分野でのパラダイムチェンジ・新技術の創出とオンリーワンの価値提案を目指します。
エグゼクティブ事業プロデューサー林 隆一
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異分野横断的な協業や、国際的な共同研究も積極的に推進し、研究成果の市場価値を高めます。福岡地域に有機光エレクトロクスビジネス創出の土壌を築き、持続的なエコシステムを構築します。私たち福岡での取組みにつきまして、多様な産業分野の方々にご興味を寄せていただければ幸いです。
事業プロデューサー原田 健太郎