i³-opera

文部科学省プロジェクト

プログラム終了後の地域エコシステム展開

事業実施中の取り組みの工夫

  • 事業プロデュースチーム内の役割を明確に定義し、実践しました。
    • 意思決定:林隆一 エグゼクティブ事業プロデューサー
      • 方針承認・戦略承認・新規ビジネス承認・戦略上のアドバイス。
      • 経営企画の見地に立って事業計画全体を俯瞰し、戦略や運営方針が、目標達成のために最適であるかを判断。
    • 計画策定:原田健太郎 事業プロデューサー
      • 予算編成/リソース配分管理・事業化戦略・知財戦略・対外交渉。ビジネスモデル・組織構築・資金戦略の立案。
      • 専門性と人的ネットワークを活かし具体的アクションの立案と、持続的なマネタイズとエコシステム発展を推進。
    • 事業プロデューサー自らの足を使った調査活動と産業界のキーマンからのヒアリングを実施することで、マーケットデマンドに沿ったテーマ立ち上げと、目標設定・修正をタイムリーに行うことができました。
    • エグゼクティブ事業プロデューサーおよび事業プロデューサーと、自治体幹部との懇談の場を適宜設けることに留意しました。

事業プロデュースチームの後継組織

  • 九州大学OPERAにおいては事業終了後、安達千波矢センター長、中野谷准教授(副センター長)、知財管理・研究推進管理チームが九大事務部及び学術研究・産学官連携本部(Air-Imaq)と連携し、事業プロデュース機能を継承しています。
  • ふくおかISTにおいては事業終了後、有機光エレクトロニクス部 企画・業務グループが中心となり、エコ事業プロデューサーを担っていた原田健太郎氏(現在は導出先ベンチャー企業 OPERA Solutions社を経営)を技術戦略アドバイザーとして招聘し、事務局機能を継承しています。
  • また、ふくおかIST有機光エレクトロニクス部は毎月運営戦略会議を開催し、九州大学OPERAの安達千波矢センター長、原田健太郎氏と緊密に連携しています。

地域エコシステムの展開について

  • エコシステム成果であるTADF国際会議のフレームワークを九州大学メンバーが引継ぎ開催を継続しています。これによりTADF最先端研究は福岡が中心となって世界をリードしていることを発信しています 。
    • 2021年第6回開催済。
    • 2022年第7回 12月開催予定。
  • PJ2導出先ベンチャー、株式会社アイヒーティングは、顧客ニーズを踏まえた製品の高度化に取り組んでおり、スピンオフ母体であるふくおかISTとの共同研究体制を構築しています。ふくおかISTも公益財団事業を通じて、PJ2成果の中核技術シーズの発展を図っています。
  • PJ3導出先ベンチャー、OPERA Solutions 株式会社は、引き続き地域のコンピタンスをグローバル発信するハブとして活動しています。
    • DST(インド)-JSPS 2国間事業における九州大学の研究活動のサポート。
    • JICA日中連携事業等への参画企業として国際的な共同研究を提案する役割等。
九州大学×i³-opera×研究開発ベンチャーによる地域エコシステム「有機光デバイスシステムバレー」は新たなステージへ
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