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技術紹介

量子ドット(QD)材料評価技術

【QLED素子作製技術】

全層を塗布法で形成する標準構造デバイスは、界面混合などの不安定要素があり、QD発光材料を評価するには適しません。弊所では信頼性の高い評価プラットフォーム構築のため、OLED作製実績のある蒸着有機層を利用する逆構造素子での材料評価を提案しています。

【塗布ETL材料(ZnO)のロット管理】

電子輸送層(ETL)として利用されるZnOは、同一条件で成膜してもロット毎に膜質が変化して電気特性に影響を及ぼします。

ZnOをETLとした蒸着有機EL素子を作製し、ZnOの性能定量化を実施。性能定量化したZnOをQLED素子まで展開しています。

【QLEDの評価】

ZnOのロット管理には、粒度分布制御が重要であることをZnOをETLとした蒸着有機EL作製により確認しました。

この結果、キズなしのプロセス技術を確立しました。

※実施例:ITO/ETL(塗布)/QD赤(塗布)/HTL(蒸着)/Al

【QLEDの再現性】

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